山岳信仰とは何か?

山岳信仰とは何か?

「山岳信仰」果たしてこの言葉の
本来の意味、意義は何でしょうか。

例えば富士山。日本の象徴であると同時に
有史以前から何度も噴火を繰り返し来ました。
恐れ、脅威の対象でもあるのです。

富士講というのがありました。
江戸時代の民間信仰です。
関東・中部をはじめ、東北や近畿・中国地方など
全国に広がりました。
そして各地に浅間神社や
富士塚が築かれるようになりました。

安曇野の信仰の山・・・有明山

安曇野は北アルプスの山々が我々を見守ってくれています。

たとえば安曇富士とも呼ばれる
有明山は古来から信仰の象徴でした。
2012年の大河ドラマでやっていた「平清盛」。

あのドラマにも出てきた、
藤木直人演じた西行法師が
「信濃なる有明山を西に見て 心細野の道を行くなり」
と歌っています。
その当時から霊山として有名でした。
また後鳥羽上皇も歌を読み西面の武士として上京した
仁科盛遠に贈っています。

山麓に有明山神社が置かれ、山頂には奥宮があります。

台風が来ない地

また安曇野の地からは直接見えないが
飛騨山脈には日本三大霊山の一つ立山があります。

安曇野と修験道

大町市にある「若一王子神社」は
仁科氏が鎌倉時代に熊野神社より分祀したものといわれています。
若一王子というのは
神仏習合の神であり修験道の神だそうです。

すなわち山岳信仰の修験道と
仏教が合体したようなものだったのだろうと思います。

また例えば大町市の江戸時代の古い地図を見ても
修験道の山伏はこの地方には沢山住んでいたと地図に残っています。

修験道の山伏とは一線を画すのか
それとも同一視されるものなのか定かではない。
しかし江戸時代には作仏聖の流れをくむ
遊行僧がこの地で活躍しました。

彼らは虫倉山という安曇野から
北東の位置にある山で木喰の行をして仏をほった。

そして即身仏になるものもいた。
それは作仏という点では円空や木喰行道などに通じるものがあるし
即身仏という点では東北の出羽三山の
山岳信仰に通じるものがあると考えられる。

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